サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）っていくらかかるの？

2020年12月8日

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の多くは、一般的な賃貸住宅と似た料金体系で、立地条件などによりその金額には大きな違いがあります。
しかし、事業者が入居者から受け取ることができる金銭は、敷金、家賃、サービスの対価のみです

権利金、礼金、更新料の徴収は禁止されています。
支払い方法は、原則「月払い方式」です。
（一部、「入居一時金方式」を選べるところもあります。）
「サービスの対価」についてですが、サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）には、必ず生活相談と見守りサービスが付いています。

その他提供されるサービス内容は個別に違いがあるので、当然料金も異なります。

８割以上のサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）で、食事の提供も行っており、食事の提供を受けた場合は、「食費」の支払いも発生します。

他に、個別契約で居室の清掃や病院への付き添いなどのオプションを選択できるところもあります。
「特定施設」の指定を受けているサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）以外には、介護は付いていないので、「介護費用」は契約した介護事業者に支払うことになります。

保険内の利用であれば、１割または２割の自己負担です。
「特定施設」の指定を受けているサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）は、２４時間体制で職員が介護してくれますが、一般的なサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）は、頼んだ時間のみケアがなされることになります。
したがって、提供してもらうサービスの内容や物件によって、千差万別なのです。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）で介護が必要な場合

入居する時に必要な費用
・敷金

毎月サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）に支払う費用
・居住費
‐家賃
‐水道光熱費
‐共益費（管理費）
・生活支援サービス費
‐基本サービス費
‐食費
・オプションの生活支援サービス費
その他毎月必要な費用
・介護・衛生用品代
・介護サービス費
・上乗せ介護サービス費（保険適用外）
・医療費
・日常生活品代
・お小遣い

など