福祉

養護老人ホーム以外の老人福祉施設の種類

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養護老人ホーム以外の老人福祉施設にはどのようなものがあるのでしょうか。

 

① 軽費養護老人ホーム

低額な料金で老人を入所させ、食事の提供その他日常生活に必要な便宜を提供します。

社会福祉法人や地方自治体などが運営する福祉施設で、自治体の助成を受けて有料老人ホームよりも比較的低い利用料でサービスを提供し、主に生活に対する不安のある自立あるいは要支援の高齢者、特に75歳以上の後期高齢者を受け入れています。
身寄りがない、家庭環境や経済状況などの理由により、家族との同居が困難な高齢者が暮らす軽費老人ホームには、食事を提供する「A型」と、食事を提供しない「B型」があり、さらに「C型」と呼ばれるケアハウスがあります。また近年、従来の基準緩和により、大都市部(東京都)においても比較的少ない費用で利用できる、「都市型」と呼ばれる軽費老人ホームができています。軽費老人ホームの役割は基本的に「生活」のサポートであり、常時介護が必要な状態になった場合、施設によっては特別養護老人ホームや介護付有料老人ホームなどに移らなければならないケースもあります。

② 特別養護老人ホーム

介護老人福祉施設(定員30人以上の特別養護老人ホーム):
常時介護が必要な方で、ご自宅での介護が困難な入所者に対し、日常生活の世話や機能訓練等を行います。

寝たきり状態など重度の介護を必要とする要介護者が、少ない費用負担で長期入所できる施設です。社会福祉法人や地方自治体などにより運営される公的な介護施設で、特養とも呼ばれます。
特別養護老人ホームの入所対象者は、原則、要介護度3以上の65歳以上の高齢者という基本条件のほか、「長期入院を必要としない」「感染症などの疾患がない」などの条件があります。

③ 地域密着型特別養護老人ホーム 

常時介護が必要な方で、ご自宅での介護が困難な方に対し、日常生活の世話や機能訓練等を行います。

利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、入所定員30人未満の小規模な特別養護老人ホームを指します。地域密着型の特別養護老人ホームも従来型の特別養護老人ホームと同じように、常に介護が必要な方の入所を受け入れており、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上のケアなどを提供します。
明るく家庭的な雰囲気があり、地域や家族との結びつきを重視した支援を行うこととされており、従来の特別養護老人ホームと比べると、自宅で生活していたときの住まいや暮らしを意識したサービスになっています。
平成18年4月からの介護保険制度改正に伴って導入された地域密着型サービスの一つであり、比較的新しい施設が多いのも特徴です。小規模特養とも呼ばれます。
地域密着型とあるように、この施設への入所は原則としてお住まいの市区町村以外の施設・事業所からの利用はできません。

④ 老人保健施設

介護老人保健施設は、主に医療ケアやリハビリを必要とする要介護状態の高齢者(65歳以上)を受け入れています。
食事や排泄の介助などの介護サービスは提供されるものの、あくまでも在宅復帰を目的としたもので、提供されるのは自宅などに戻るためのリハビリが中心です。そのため、特別養護老人ホームのように終身制ではなく、入所期間である3ヶ月ごとに退所あるいは入所継続の判定が行われ、検討会議で退所可能であると判断された場合には、退所しなくてはなりません

当初、寝たきり老人などに対し,看護と医学的管理の下に介護や機能訓練その他必要な医療を行なう施設。老人の心身の自立を支援し,家庭への復帰を目指す施設として,昭和61(1986)年 11月の老人保健法改正により創設されました。

病院と家庭,あるいは特別養護老人ホームなどの福祉施設の「中間施設」として位置づけられており,設備や人員の基準が一般病院はもとより,老人病院よりも緩やかなものとなっています。

平成12年の介護保険制定により、介護老人保健施設として、老人保健法の施設でなく、介護保険法の施設になりました。

⑤ 有料老人ホーム

老人を入居させ、①食事の提供、②入浴、排せつ又は食事の介護、③洗濯、掃除等の家事、④健康管理のうちいずれかのサービスを行います。

老人福祉法を根拠として、常時1人以上の老人を入所させ、介護等サービスを提供することを目的とした施設(老人ホーム)で、老人福祉施設でないものである。設置は届出制となっている。

老人を入居させ、①食事の提供、②入浴、排せつ又は食事の介護、③洗濯、掃除等の家事、④健康管理のうちいずれかのサービスを行います。
「介護付き」は、介護保険の特定施設入居者生活介護の指定を受け、施設が直接日常生活の世話や機能訓練等を行います。

⑥ サービス付高齢者向け住宅

平成23(2011)年10月よりスタートした制度です。
一定の居住水準(住戸面積、水周り設備)を満たし、状況把握(安否確認)サービス及び生活相談サービスを提供するものとして届出された、専ら高齢者に賃貸する住宅。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、「高齢者住まい法」の改正により創設された介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを提供するバリアフリー構造の住宅です。
この制度は、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを推進するために制定されました。
住宅としての居室の広さや設備、バリアフリーといったハード面の条件を備えるとともに、ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することなどにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を整えた住宅です。

 

 

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