老人保健施設(老健)とは、
入院していた要介護1~5の高齢者が、
「退院となったけれど、まだ家庭に戻るのは難しい」という場合に、
入居し、在宅復帰を目指すための施設です。
「病状が安定している」「入院治療の必要がない」ことが入居の条件となります。
家庭と病院の中間にある施設だと考えてください。
利用者それぞれの目標に応じた介護サービス計画書を作成し、
必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。
施設の特質上、医療法人による運営も多いです。
居室は特別養護老人ホーム同様、個室や4人部屋があり、
ユニット型を採用しているところもあります。
施設長は医師でなければなりません。
医師は常勤、看護師の人員も多く、
リハビリテーションの専門職である
OT(作業療法士)、
PT(理学療法士)または
ST(言語聴覚士)も配置されています。
在宅復帰を目指す施設のため、
入居期間は原則3か月から6か月ほどになっています。
しかし、実際には、もっと長期間入居しているお年寄りもおり、特別養護老人ホームの待機に利用する方も少なくありません。
入居するためには、施設に直接申し込むことになります。
現在の状況、病状、生活暦、医師からの診療情報提供書などを提出すると、
「入所判定会議」で入所の可否が決定します。
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