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てるてる坊主ってもともとは女の子だったの?
明日遠足などのときに、軒先に下げるてるてる坊主。 このてるてる坊主は、中国から伝わったという説が有力です。 昔、雨が降り続いたときに、掃晴娘(リオチンニャン)という名前のほうきを持った女の子の人形を家 ...
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巫女さんは何をする人なの?
白衣に真っ赤な袴姿の巫女さんは、神社に欠かせない存在ですね。 真っ赤な緋袴(ひのはかま)の原型は、平安時代にまで遡るといわれています。 巫女さんは、神職のサポートをする人という感じがしますが、昔は巫女 ...
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地鎮際と上棟式とは
地鎮祭とは 現在でも新しく建物を建てるときには、地鎮祭を執り行うことが多いですね。 これは、「とこしずめの祭り」ともいわれます。 作業をするに当たって、その土地のケガレを清め祓って、土地に宿る神様を鎮 ...
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お食い初めと初誕生祝い
お食い初めとは 生れて百日目に行う儀式が、「お食い初め」です。 この儀式は、子どもが一人前の人間として成長し、一生、食べ物に困らないようにとの願いが込められているといわれています。 初めて母乳以外の食 ...
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出産の作法(へその緒、お七夜、お宮参り)
へその緒とは 病院や産院で無事出産をすませると、母親の胎盤と大事のへそをつないでいた、へその緒(臍帯)を、桐の箱などに入れて母親に渡します。 へその緒は懐妊中は母親から胎児に贈られる栄養補給路、生命維 ...
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懐妊の帯祝いとは
「帯祝い」は「着帯祝い」ともいい、妊娠5カ月目に妊婦が「岩田帯」と呼ばれる腹帯を巻くお祝いのことです。 岩田帯とは、もともと斎肌帯(いはだおび)から変じた言葉です。 「斎」は「忌み」という意味で、かつ ...
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結婚の作法(お色直し、引出物、里帰り)
お色直しとは 披露宴が進んでいくと、新婦が一時宴を離れ、装いも新たに再登場しますね。 これを「お色直し」といいます。 お色直しは、昔、花嫁が実家の家紋をつけた白無垢(しろむく)で婚礼に臨み、式後は、嫁 ...
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結婚の作法(結納、結婚式、披露宴)
結納とは 結納とは、婚姻に先立って、婿方が女性の家に持参する縁起のよい酒肴(しゅこう:酒と料理のこと)、もしくはその儀礼そのもののことです。 平安時代の婿入り婚でも、「結いの物」と呼ばれ、婿方が初めて ...
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結婚の作法(婚姻とお見合い)
婚姻とは 日本の場合、 「婿入り婚」 「足入れ婚」 「嫁入り婚」 という順番に変わってきたといわれています。 「源氏物語」のなかで書かれているように、昔は、男性が女性の家に通っていました。 これを「婿 ...
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お葬式の作法とは
末期の水 今ではほとんど見られませんが、お医者さんから死の宣告を受けると「末期(まつご)の水」といって家族や兄弟姉妹など縁の深い近親者が順番に、脱脂綿やガーゼを水に浸して亡くなった人の唇につけてあげる ...