梅雨からの高血糖予防と熱中症対策に、あの夏野菜が効果的！

糖尿病（2型）が疑われている人は、およそ全国で約2367万人。

今や日本人の５人に１人がその傾向にあるといわれています。

その糖尿病（2型）を引き起こしているのが高血糖といわれるものです。

私たちが良かれと思って行っている食生活がもしかすると高血糖を引き起こしているかもしれません。
あなたが普段行っているその食事。

その食べ方。

その水分補給。

高血糖を引き起こしているかもしれません。
高血糖とは、血液中の糖の濃度が高くなることをいいます。
空腹時の血糖値が、

１１０㎎/dL以上で、高血糖

１２６mg/dL以上で、糖尿病

と診断されます。
（正確には、ヘモグロビンA1cと合わせて診断されますが。）

しかし、ある夏野菜が高血糖予防に効果的だということが判明しました。

食生活を見直して、血糖値を改善しましょう。
ある夏野菜を食べて血糖値を改善

夏になると熱中症にかかるリスクが高くなりますね。

熱中症とは、身体に熱がこもることで起る、頭痛やめまいなどの体調不良のことです。

最悪の場合、死に至ることもある深刻な症状なのです。

昨年５月から９月までの５か月間で、熱中症で救急搬送された人は、約５万人もいたそうです。

今年に入り、５月だけでも２６１３人も救急搬送されているそうです。

一般的には、熱中症は、気温や湿度の高い場所に起こるといわれていますが、暑さだけが熱中症の原因とは限りません。
熱中症の意外な原因とは？

夏の熱中症の原因は、高血糖にもあるそうです。

あなたは、暑くなると、喉の渇きを潤すために、ジュースを飲んだり、仕事終わりにビールをごくごく飲んでいませんか？

しかし、暑いからと飲み過ぎてはいけません。

水分補給のために飲んでいるこれらの飲み物にも糖がふくまれているのです。

そのため、喉が渇いたからと、これらの飲み物を飲みすぎると、知らず知らずのうちに高血糖を引き起こしてしまう恐れがあるのです。

ビールには、角砂糖約３個分、

炭酸飲料には、角砂糖約１８個分、

スポーツドリンク（500ml）には、各砂糖約8個分

の糖が含まれているのです。
なぜ、高血糖が熱中症を引き起こしてしまうの？
高血糖が続くと、常に体が脱水症状を起こしていしまうからなんです。

血液中の糖の濃度が高くなると、濃度を下げるため、血中に水分が送られます。

この状態が続くと、常に体の水分を血中に送り続けるため、その結果、身体が脱水症状になってしまうのです。

そして、身体の温度調節がうまくできなくなり、熱中症になってしまうのです。

ビールやジュースなどのような糖が入った飲み物での水分補給は、脱水を加速させ、熱中症のリスクを高めることになってしまうのだそうです。

でも、暑い時こそビールやジュースを飲みたいですよね。
高血糖予防におすすめな夏野菜

梅雨からの高血糖予防には、１日１個トマトを食べるのがおススメです。

高血糖予防にトマトを食べる理由は、

トマトに含まれるリコピンには、血糖値の上昇を抑える効果が期待できるからなんです。

リコピンとは、トマトに含まれる色素成分のこと。

血糖値の上昇を抑えるインスリンの働きを促す効果がきたいできるのだそうです。

ある研究では、１年間トマトジュースを飲んだ人は、飲んでいない人に比べて、血液中の糖の濃度が低くなっという結果も出ているそうです。

ビールのおつまみやサラダに、１日１個はトマトを食べる。

梅雨からの高血糖予防と熱中症対策に、みなさんもお試しください。

しかも、リコピンは、熱に強いのです。

生で食べると１個か、せいぜい２個が限界ですが、

料理で煮込みに使うと、４～５個食べることができます。

ミネストローネやガスパッチョなどがいいですね。