愛知県は、糖尿病死亡率が低い県として、2011年から2016年の6年連続ベスト3にランクインしています。
その理由は、赤味噌。
味噌の色に秘密があるのだそうです。
味噌に含まれているメラノイジンという成分が高血糖の予防に効果が期待できるのだそうです。
大豆に含まれているメラノイジンは、糖の吸収のスピードを抑えてくれるため、血糖の上昇を穏やかにしてくれるのです。
しかも、味噌の色が濃いほどメラノイジンが多いというのです。
愛知県で愛されている赤味噌は、他の味噌に比べ、メラノイジンが多く含まれているのです。
中でも、高血糖に効果的といわれる最強の赤味噌が、八丁味噌です。
愛知県の岡崎市・八帖町で作られた味噌だけが名乗ることができる、八丁味噌こそ、高血糖予防に効果的な赤味噌なのです。
ある研究では10種類の味噌の内、メラノイジンが最も多いという結果が出ています。
八丁味噌が他の味噌と違うのは、
・蒸した大豆を使う
・2年以上熟成させる
ところ。
多くの味噌は、大豆を煮て作るので、水溶性のメラノイジンは煮汁に溶け出してしまいます。
一方、八丁味噌は、大豆を蒸して作るため、メラノイジンが溶け出しにくいそうです。
さらに、2年以上の歳月をかけ熟成させることで、メラノイジンがどんどん増えていくのだそうです。
みなさんも八丁味噌で、血糖値管理をしてみてはいかがですか。