雑学

樹木はどうやって巨木になるの?

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太陽エネルギーを蓄えた葉緑体の仕事は、木の成分をつくることだそうです。

その材料は、根から吸い上げてた水と、土の中の細かな成分と空気だけです。

水と土の中の細かな成分と空気という単純なものから、気の遠くなるような作業を繰り返して、デンプンやセルロース、タンパク質を作り出すのです。

動物のように口から取り込んで消化するのとは違い、まず最初につくられるのがブドウ糖です。

水と空気中の二酸化炭素という単純な材料と、蓄えられた太陽エネルギーで、ブドウ糖という複雑なものがつくられるのです。

出来上がったブドウ糖の多くは、再び太陽エネルギーを使ってつなぎ合わされ、植物の体の大半をつくっているデンプンやセルロースになります。

デンプンはブドウ糖が300~1000個も集まったもので、このデンプンがたくさん集まってようやく1粒のデンプン粉になるのです。

セルロースは何十万個という数のブドウ糖が結びついたもので、植物の細胞の壁の材料になります。

植物は、太陽の光を受けると、葉緑素から電子が飛び出します。

飛び出した電子はすぐに、元の場所に戻ろうとして動き回ります。

エネルギーを受け取った葉緑素は、そのエネルギーを隣りの葉緑素に伝え、隣はまたその隣に伝えます。

そのスピードは大変速く、1000億分の1秒ということもあるそうです。

こうして葉緑素は、光が当たると、当たる前より大きなエネルギーを持ちます。

このようにして、太陽エネルギーを葉緑素のエネルギーに変えるのです。

そして最後に、核になる葉緑素にエネルギーが全部集められ、光合成をする物質に変身するのだそうです。

つまり、葉緑素の働きで光のエネルギーが葉の中に閉じ込められるのです。

葉緑体の中には、こうしてできた葉緑素がぎっしり詰まっています。

葉緑体は1個の大きさが1ミリの200分の1です。

5ミクロンくらいですね。

植物の葉はたくさんの細胞が集まってできているのですが、1つの細胞には50~200個もの葉緑体が含まれています。

葉緑素の働きで、葉っぱには光エネルギーがたくさん詰まっているのです。

こうして、光合成というとてつもなく膨大な作業の繰り返によってできた物質は、植物の体になるばかりでなく、水を吸い上げたり、葉を太陽の方向に向かせたりと、植物が生きるためのあらゆるエネルギー源として使われるのです。

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