小腸の終わりから大腸にかけて、1000兆個もの腸内細菌が住んでいるそうです。
まるでお花畑のように同じ種類の細菌が集まって生活していることから「腸内フローラ」と呼ばれるようになったのだそうです。
腸内細菌は、善玉菌・日和見菌・悪玉菌の3種類で構成されています。
日和見菌というのは、善玉菌と悪玉菌の優秀な方に味方をする性質を持っている菌だそうです。
単純に考えれば、善玉菌だけいればいいと思いますが、
腸内細菌の理想的な割合は、
善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1
とされているのだそうです。
このバランスが崩れると腸内環境が悪化し、
腸内の腐敗が進行し、
アンモニア、フェノール、インドールなどの有害物質が発生するのだそうです。
そして、これらの一部は大腸から吸収され、肝臓に運ばれます。
肝臓は、これらの有害物質解毒するのですが、その影響で肝臓がダメージを受けることがあるのだそうです。
腸内環境を整えるためには、十分な食物繊維が必要だそうです。
また、善玉菌であるビフィズス菌や、ビフィズス菌を増やす乳酸菌の含まれたヨーグルト、オレイン酸を多く含むオリーブオイルを摂取することも効果があるそうです。
ストレスや運動不足、不規則な生活を送ると、善玉菌を増やしてしまうそうですので、気をつけてくださいね。