「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
高齢者は加齢により筋肉の衰えや物忘れなどが始まると、
体力と気力がどうしても低下していきます。
そのままにしておくと、
生活機能が低下し、
要介護状態につながってしまう可能性が高くなってしまいます。
そんな介護状態になりそうな前段階の「虚弱な状態」をフレイルといいます。
フレイルを予防することが、
介護予防につながります。
フレイルの予防方法とは
フレイル予防には、
食べること(栄養)、
動くこと(体力)、
つながること(社会参加)、
お口の健康(口腔)、
の4つの要素があります。
この4つの要素を維持・改善できれば自立した生活を続けることが期待できます。
この要素の中に不安なものがあったら、
改善のための取り組みをし始めましょう。
各市区町村では、
「一般予防介護」という独自サービスで、
フレイルを予防する介護予防プログラムを提供している場合があります。
サービスの内容は、
栄養改善のための料理実習や食事セミナー、
体力維持のための筋力アップや体操教室、
人とつながることに結び付くコーラスや手芸教室などの趣味を広げる講座、
お口の健康を保つ口腔ケアや口腔ケアや口腔体操などです。
このようなプログラムに参加して、
心身のバランスを保ち、
将来介護状態にならないことを目指しましょう。
利用対象年齢は60歳または65歳以上で、
要介護認定や基本チェックリストを受けなくても利用できます。
料金は基本的には無料です。
市区町村によって提供しているプログラムが違うので、
ホームページなどで確認しましょう。