老人ホームを探すときは、
どのようにしたらよいのでしょうか。
入居する親の希望を尊重しながら、
費用や家族等の面会の都合などを踏まえて、
話し合ってみましょう。
確認するポイントは、
必要とするサービス、
予算、
場所
です。
老人ホームを見極めるポイント
必要とするサービスは、
介護と医療、
居室の大きさ、
食事の提供、
清掃・洗濯・買い物などの生活援助、
ちょっとしたことを頼める生活支援、
機能訓練、
設備の充実、
アクティビティなどの楽しみ
などです。
親や自分がこれは譲れないというサービスが何かを考えてみましょう。
予算については、
親の収入と資産からどれくらい支払いができるのかを確認し、
入居時の年齢と身体状態から、
先々の収支のバランスを計算しましょう。
場所は、
住み慣れた土地か、
家族が住む地域か、
それ以外の地域か
を検討しましょう。
老人ホームの情報を収集するときは、
インターネットの「老人ホーム検索サイト」を利用すると便利です。
気になる老人ホームがあったら
資料を取り寄せてみましょう。
また、
包括支援センター（包括）では、
公的施設だけでなく、
地域内の民間の老人ホーム情報を聞くこともできます。
老人ホームを見学するときのポイント
老人ホームの資料を検討したら、
見学に行きましょう。
事前に
重要事項説明書を入手して目を通しておきましょう。
サービスの内容、
料金設定、
職員の体制、
退去要件、
医療と看護の体制、
併設施設・連携期間など
気になる点の確認と
不安を残さないために、
質問を準備してから見学に行きましょう。
難しいですが、
説明はなるべく施設長から受けるようにしたほうがいいです。
入居者が集まるお昼時に見学できると、
雰囲気もわかりやすくておすすめですが、
老人ホームによっては、
かなり難しいです。
有料老人ホームの場合は、
ショートステイしてみるのもいいかもしれませんね。