駅のホームや歩道などで見かける黄色のボコボコのついたプレートを見たことが無い人はいないと思います。
これは、「点字ブロック(正式には視覚障害者誘導用ブロック)」といって、目の不自由な人が一人でも外を歩けるようにとりつけられているのです。
点字ブロックは、岡山県で旅館を経営する三宅精一(みやけせいいち)が、目の病気をわずらっていた友達のために自分のお金を使って開発したのが始まりだそうです。
世界で最初の点字ブロックは、1967年に、三宅精一が暮らす町にある盲学校近くの交差点に取りつけられました。
現在も、その交差点には点字ブロック発祥の地として記念碑が立っています。