ズボンをはくとき、日本人は、片脚立ちになって、左足からはくひとが多いそうです。
これは、もともとは、武士の作法だったのだそうです。
武士が身に着けていた袴は裾が長くて、はくのが大変だっため、着替え中はどうしても無防備になってしいます。
どんな時でも、敵の攻撃を想定し、すきをつくらないようにしておかなければならない武士は、着替え中でもすきをつくらないように、片脚立ちで袴をはくようになったそうなのです。
片脚立ちをする際、多くの人にとっての利き足である右足で立ち、左足からはくのが安全だと考えられたのだそうです。
それが今でも伝わっているということでしょうか。
欧米では、ベットなどにお尻をつき、両足同時にズボンを通すのが主流とされています。