養護老人ホーム

老人ホームで救急車を呼んで病院で入所者が亡くなると警察がやってくる

スポンサーリンク

先日、入所者が玄関ロビーで吐いて、職員が口の中を書き出して、心配蘇生法を行い、AEDも使用したのですが、救急車にて搬送後、病院にて息を引き取ってしまいました。

この入所者は、十二指腸に狭窄があり、ミキサー食の方でした。

家族によると、CT撮影の結果、胃の中と、気管支まで食べ物がいっぱいになっていたとのことでした。

変死扱いになるとのことで、病院に付き添った職員は、もちろん病院で警察に状況を聞かれます。

それと同時に、警察官二名が施設にやってきました。

鑑識課のお二人でした。

まずは、亡くなった入所者について聞かれます。

氏名、生年月日、入所理由などですね。

その後、救急車を呼ぶ前までの入所者の状況や職員の対応について聞かれます。

ここまでは、あたりまえのことだと思います。

以前は、施設の変死といっても、これぐらいでした。

でも、最近は結構いろいろ調べるんですね。

まずは、入所者がはいた場所の撮影です。

次は、入所者が吐いたのが、朝食後すぐだったので、献立と、朝食の残りの提出です。

直食の残りは、写真撮影のみでした。

持ち帰って調べるわけではないんですね。

職員から朝食時の入所者の様子や同室者からの聞き取りもありました。

亡くなった入所者の通帳の提示も求められましたが、さすがにそれはどうもね。

どうして、通帳の提示が必要なのか施設長が聞くと、多額の払い戻しがないか確認するためだそうです。

まだ、事件になっていないのにね。

また、吐いたものを見せてくださいとのこと。

ビニール袋に入れて、ゴミ置き場に置いていたので、持ち帰って見ていただきました。

こちらも写真撮影のみで、持ち帰って調べるわけじゃないんですね。

最後に、朝食を食べた食堂の写真を撮って帰って行きました。

もちろん、いくら調べられても不審なところはないので、いくら調べられてもいいんですけどね。

入所者が亡くなってしまったのは、残念ですが...。

最近、介護施設での職員の不祥事が多いので、警察もいろい調べるようになったんですね。困ったものです。

スポンサーリンク

関連コンテンツ

-養護老人ホーム
-, ,