12月24日のクリスマスイブにどうしてクリスマスケーキを食べるのでしょうか?
これって日本だけ?
いえいえ、欧米諸国やフィリピンなどでもクリスマスケーキをたべるそうです。
フランスのケーキは、ビュッシュド・ノエルというケーキで、
フランス語で、ノエルが「クリスマス」、ビュッシュは、「木、丸太」で「クリスマスの薪」という意味だそうです。
なぜ薪の形なのかは、幾つかの説があるのですが、
キリストの誕生を祝い、幼い救世主を暖めて護るために
暖炉で夜通し薪を燃やしたことに由来していると言われています。
イギリスの場合は、クリスマスプディングという伝統的なクリスマスケーキです。
具材にプラムが使われることが多いため、プラム・プディングとも呼ばれているそうです。
ヴィクトリア女王がクリスマスプディングを英国王室のデザートに採用したため、
それ以降、イギリス国民のクリスマスに欠かせないデザートとして定着したのだそうです。
日本のクリスマスケーキは、1910年(明治43年)に創業した不二家が、
スポンジケーキにホイップクリームやバタークリームを塗り、
砂糖細工のサンタクロースやクリスマスツリー、イチゴやチョコレートを飾り付けたケーキを
1922年(大正11年)頃から広めたもの。
近年、日本の一部や韓国では、バースディケーキのように、
クリスマスケーキにろうそくを灯すものも見られるようになったとのことですが、
クリスマスケーキって昔からろうそくが付いてきませんでしたか?
私が子供のころ(約40年近く前)のクリスマスケーキにはろうそくが付いていたと思うのですが。
しかし、外国では、クリスマスケーキにろうそくの火を灯すことはないのだそうです。
最近は、いろいろな会社がいろいろなクリスマスケーキを作っていますね。
でも、クリスマス・イブの前にいろんな会社のクリスマスケーキが出てくるけど、聞いたことがない会社も多いですよね。
外国ではクリスマスケーキは12月25日に食べることが多いみたいですが、日本では、12月24日に食べますよね。
今年は、どんなクリスマスケーキを食べようかな。