養護老人ホーム

リモコンフラッシュバルブ式トイレが修理不能

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私が勤務している養護老人ホームは、平成4年に建て替えをしているのですが、洋式トイレが34基あります。

そのうちの15基がリモコンフラッシュバルブ式トイレです。

リモコンフラッシュバルブ式トイレとは、

壁に、水を流す銀色の金具が付いていて、それを押すと、その下のボタンのような弁が押され、水の圧力の変化により、便器の水が流れるというもの。

そのため、壁の中に配管されています。

最近、次々と壊れてきているのですが、業者に聞いたところ、修理する部品がもうないとのこと。

TOTO製ならまだあるらしいのですが、当施設のトイレは、INAX制です。

しかも、INAXは、LIXILになっているのだそうです。

なんでも、LIXILは、トステム・INAX・新日軽・サンウエーブ・TOEX(旧東洋エクステリア)がひとになった会社なのだそうです。

これじゃ、ひとつの会社ごとの部品なんて作っていられないよね。

 

しょうがないので、一般家庭と同じようなタンク式のトイレにしてもらいました。

しかし、タンク式トイレは、用が済んだら後ろを向いてレバーを回さなければなりません。

リモコンフラッシュバルブ式トイレの場合は、水を流すレバーが壁についているので、前を向いたま、座ったままで水を流すことができます。

しかし、リモコンフラッシュバルブ式トイレの場合は、水を流すレバーが銀色なので、水を流すスイッチと間違えて、ナースコールのボタンを押す人が必ずいます。

そこが難点ですね。

 

今回は、2階のトイレで元気な人が住んでいる場所のトイレなので、タンク式で大丈夫でしたが、弱い人が住んでいる1階のトイレの場合は、自動リモコンフラッシュバルブ式トイレにするしかないみたいですね。

自動リモコンフラッシュバルブ式トイレは、水圧ではなく、電気式の壁にスイッチを付けることができます。

ただ、タンク式に比べて高いんだよね。

 

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