10月になると、スーパーや100円ショップにもハロウィンのコーナーが設けられるようになりました。
10月31日はハロウィンです。
日本でもかなり有名になりましたね。
でも、日本人はハロウィンをコスプレの日と勘違いしている人が多いんじゃないのかな?
ハロウィンとは
日本でいえばお盆のようなもの。
日本のお盆と違うのは、お盆にはご先祖様が自宅へ帰ってくるのに対して、
ハロウィンでは、悪霊が生き返ること。
生き返った悪霊は、死の世界へ戻る時に、人間を死の世界に一緒に連れて行こうとするのだそうです。
そこで、人間は、死者の仮装をして、私は死者ですよ。
死の世界に連れて行ってもしょうがないですよ。
と悪霊に思わせるようにしていたのだそうです。
したがって、ハロウィンの仮装は、死者の仮装をするのは本当なんです。
しかし、日本の仮装は、完全にコスプレになっていますね。
死者というよりもかわいい系のコスプレが多くなっているようですね。
2017年のコスプレの1位は何なんでしょうね。
噂によると、ブルゾンちえみが1位なのではないかといわれていますね。
ハロウィンは、古代ケルト人が起源と考えられています。
もともとは、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だったのですが、現代では特にアメリカで民間行事として定着しており、本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっているそうなので、しょうがないことなんでしょうね。
<strong>ハロウィンといえはカボチャ</strong>
ハロウィンといえばカボチャのランタンも有名ですね。
カボチャの中身をくり抜いたランタンで、
「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれています。
実はこのジャック・オー・ランタンですが、
もともとは、カボチャではなく、カブで作られていたそうです。
大酒飲みのジャックという男が死んだが、
多くの罪を犯していたために天国へ行けず、
かといって悪魔をだましたこともあったので地獄へも行けませんでした。
彼はカブをくり抜いた提灯を手にして、この世をさまよい歩いたという伝説によるものです。
1840年代のこと、ハロウィンが始まったとされるアイルランドでは、
主食のようなものだったジャガイモが凶作続きで飢饉となり、
多くの人々が故国を離れてアメリカに移住しました。
そして、アメリカに移住した人々がハロウィンの習慣をアメリカに広めたのですが、
ジャック・オー・ランタンを作ろうとしたのですが、
カブがありませんでした。
そこで、たくさんあったカボチャを使ってお化けの形をした提灯を作ったのだそうです。
いまでは、カボチャで作ったジャック・オー・ランタンがハロウィンの定番になっていますね。
<strong>ハロウィンで子どもたちがお菓子をもらいに行くのはどうして</strong>
これも魔除けの意味で、外を徘徊している霊たちが家の中に入ってしまわないように、
仮装した子どもたちにお菓子を渡すこおで悪霊に元の世界へ戻ってもらうためなのだそうです。
悪霊が徘徊している外を子どもたちが歩き回るのは危険な感じがするのですが、
仮装していれば、悪霊に取りつかれないという意味があるんでしょうね。