2017年の土用の丑の日は、
7月25日(火)と8月6日(日)と2回あります。
そもそも、土用の丑の日とは、
「土用」とは、
立春、立夏、立秋、立冬の前18日(または19日)の期間のことです。
立秋は、2月3日か4日か5日なので、その前18日間ということは、1月17日~2月3日頃
立夏は、5月4日か5日か6日なので、その前18日間ということは、4月17日~5月4日頃
立秋は、8月6日か7日か8日なので、その前18日間ということは、7月20日~8月6日頃、
立冬は、11月6日か7日か8日なので、その前18日間ということは、10月20日~11月6日頃
ということになります。
丑の日の意味ですが、
子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・の十二支は、
月や日にちを数える時にも使われるのです。
したがって、丑の日も12日周期で割り当てられることになります。
夏の土用は、7月20日~8月6日頃です。
今年の土用の丑の日は、7月25日(火)、その12日後の8月6日(日)も土用の期間中なので、土用の丑の日が2回あることになるのです。
なぜ、土用の丑の日に”うなぎ”を食べるのかと言うと、
本来、”うなぎ”が美味しく食べることができる旬は、秋から冬の時期なのです。
昔は、夏に”うなぎ”を食べる人が少なかったのです。
なんとか夏に”うなぎ”を食べてもらう方法はないものかと、
うなぎ屋を営む知人から相談を受けたエレキテルで有名な平賀源内が、
「本日は、土用の丑の日」というキャチコピーを考えて、
うなぎ屋にか掲げたところ、大繁盛したという説が有力です。
どうして、土用の丑の日に”うなぎ”なんでしょうか?
元々、土用の丑の日には、ウサギ、ウドン、ウリ、梅干しなど、名前に「う」の付くものを食べる習慣があったのだそうです。
丑の日なのに、牛は食べないんですね。
これは、江戸時代、牛などの動物は食べてはいけなかったからなんですね。
ウサギだけは特別で、ウサギは動物ではなく鳥だと言って食べていたそうです。
だから、ウサギは正式には1羽2羽と数えるんですよ。