雑学

歳暮とは?

スポンサーリンク

「歳暮」は、本来、中元と同じように「年の暮れ」という時期を示す言葉でした。

しかし、やがて年末に贈る贈答のことをいうようになったのです。

 

もともとは、年の暮れになって年神様や祖先の霊に、米、餅、魚などを供える供物を家族で持ち寄ったことに始まります。

それが、正月を前にして仕事などで帰省できない子どもや、遠方の親戚たちが、祖先の霊を守る本家の祭壇などに供えてもらうため、供物を贈るようになり、それとともに親たちの長寿を願ったのが、お歳暮という習慣に変わっていったのだそうです。

かつては、お歳暮は主に塩ザケや塩ブリなどの魚が多く贈られました。

こうした魚は「年取り肴」といわれ、年越しの食膳には必ず出され、塩引きなどの処理によって長期の保存ができたので重宝されたのです。

そういえば、我が家でも年末に親類から新巻鮭が贈られていましたね。

 

こうしたお歳暮の習慣はやがて、日ごろ、世話になっている親類や上司などにも贈られるゆになったのだそうです。

お歳暮を贈る時期は、12月上旬から25日ごろまでが一般的です。

この時期に贈るこ都ができなかった場合は、新年になってから表書きを「御年賀」と書いて贈ります。

 

スポンサーリンク

関連コンテンツ

-雑学
-, , ,