介護保険

介護医療院は、医療と介護が必要な高齢者のための施設です

介護医療院は、

日常的に医学管理が必要な重度の要介護者を受け入れ、

長期療養生活を行う施設です。

介護療養型医療施設に代わる、

より生活の場としての機能を兼ね備えた施設として、

2018年に創設されました。

 

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介護医療院とは

介護医療院は、

今後増加が見込まれる長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ人のための

長期療養・生活施設です。

介護医療院の対象となる人は、

要介護1から5までの認定を受けた

「日常的な医学管理」や

「看取りやターミナルケア」

などが必要な人です。

介護医療院は、

入所対象者の状態によって

Ⅰ型、Ⅱ型に分けられています。

Ⅰ型の対象者は、

「重篤な身体疾患を有するもの、

身体合併症を有する認知症高齢者などである要介護者」、

Ⅱ型の対象者は、

「容体が比較的安定した要介護者」

となっています。

介護医療院の開設者は、

都道府県の許可を受けた

地方公共団体、

医療法人、

社会福祉法人、

その他厚生労働大臣が定めたもの

とされており、

Ⅰ型は医療専門職の人員配置が手厚いため、

Ⅱ型よりも料金が高くなっています。

 

介護医療院のサービス内容

・喀痰吸引、経管栄養、点滴などの医療的ケア

・歩行訓練

・日常動作の訓練

・医療処置

・服薬の管理

・看取りやターミナルケア

・日常生活上必要な介護

など

 

介護療養型医療施設は、廃止予定

介護療養型医療施設は、

2024年3月末で廃止予定です。

そのため、

介護療養型医療施設は、

介護医療院などの施設への移行が必要になっています。

 

まとめ

・介護医療院は、長期療養生活を行う施設。

・介護医療院には、Ⅰ型とⅡ型がある。

・Ⅰ型は医療専門員の人員配置が手厚い。

・介護医療院は、2018年に創設された。

・介護療養型医療施設は、2014年3月末で廃止予定。

・介護医療院は、介護療養型医療施設に代わる施設。

 

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