雑学

祝日と祭日は何が違うの?

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「祝日」とは、「国民の祝日に関する法律」(昭和23年法律第178号)に定められた祝日のことです。

現在は、

1月 1日    元旦
1月の第2月曜日 成人の日
2月11日    建国記念の日
2月23日    天皇誕生日
3月21日ころ  春分の日
4月29日    昭和の日(みどりの日、(昭和)天皇誕生日
5月 3日    憲法記念日
5月 4日    みどりの日
5月 5日    こどもの日
7月の第3月曜日 海の日
8月11日    山の日
9月の第3月曜日 敬老の日
9月23日ころ  秋分の日
10月の第2月曜日 体育の日
11月 3日    文化の日
11月23日    勤労感謝の日

になっています。

「祭日」とは、皇室で行われるお祭りの日のことで、現在の法律の前の法律では、

1月 3日    元始祭
1月 5日    新年宴会
3月21日ころ  春季皇霊祭
4月 3日    神武天皇祭
9月23日ころ  秋季皇霊祭
10月17日    神嘗祭
11月23日    新嘗祭
12月25日    大正天皇例祭

の8つの祭日がありました。

しかし、日本が太平洋戦争で敗戦し、GHQより「国家の名において定める法律に宗教的な要素を含ませてはならない」ということになり、祭日をなくすことになったのです。

したがって、現在、に日本には法律で定められた「祭日」というのは無いのです。

しかし、休日は減らして欲しくないという当時の国民の希望から、「祭日」の内容を変えて「祝日」として残っているものがあります。

春分の日、秋分の日、勤労感謝の日が「祭日」から「祝日」に変わった日ですね。

昭和5年生まれの私の母は、11月23日の「勤労感謝の日」を、今でも「新嘗祭」と言います。

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