瓦割りは、空手のパフォーマンスでよく行われますね。
いとも簡単に割れるので、「本物?」と疑う人もいますが、もちろん本物の瓦を使っているのです。
しかし、瓦の中にも割れにくいものと、割れやすいものがあります。
瓦割りに使われるのは、屋根のてっぺんに重ねて使う「のし瓦」というものです。
実は、のし瓦の裏側には切れ目が入っているのです。
もともと割って使う瓦なので、屋根表面に使う波形の瓦よりは割れやすいのです。
それでも、のし瓦を1枚割るためには、木の板を割る2倍の力が必要といわれています。
そんな瓦を何枚も重ねて割るのですから、相当な力がいるのです。
もちろん突いた手も痛みを伴うので、修練が必要なのです。
いたずらに瓦割りをしえケガなどしないようにしてくださいね。