人間の身長は、一日のうちに伸び縮みしているのだそうです。
朝起きたときが最も背が高く、夜寝る時に比べて、小学生で約1.3㎝、大学生では約1.8㎝の違いが生じることがわかっているとのこと。
原因は、昼間の姿勢にあるそうです。
背骨には、首、胸、腰などが接続されていますが、昼間立ったり座ったりしているときは、それらの重量が背骨に直接かかるために、その重さで縮まってしまうのです。
といっても、背骨そのものが縮むわけではありません。
背骨(脊椎(せきづい))は、人間の場合は32~34個ですが、たくさんの椎体(円筒状の骨)が重なって構成されています。
これらの椎体の間には椎間板軟骨(ついかんばんなんこつ)という弾力性のある軟骨が挟まっていて、これがクッションの役割をして背骨が柔軟に動けるようになっています。
と同時に、背骨にかかる荷重を吸収する役目も持っているのです。
これが、長時間の荷重のために次第に弾力性を失ってしぼんでしまうのです。
そのため、昼は身長が縮んでしまうのです。
しかし、それも寝ている間、横になっているうちに回復し、翌朝は元通りの身長になっているそうなんです。
身長を計る時は、朝が一番いいんですね。
それでは、髪の毛が一番伸びる時間帯はいつなんでしょう?
髪が一番伸びる時間帯は、午前10時から11頃にかけてだそうです。
続いて、午後4時から6時頃にかけてが二番目に髪が伸びる時間だそうです。
髪は寝ている間に伸びるものだと思っていたのですが、眠っている間は髪の毛の細胞も休んでいるのだそうです。
では、一日にどれぐらい髪の毛が伸びるのかというと、年齢や食生活によっても違いますが、平均して0.2㎜~0.3㎜です。
一カ月では、6㎜から9㎜長くなる計算になります。
月に一度髪を切るひとが多いと思いますが、一カ月ではそんなに伸びていないんですね。
ちなみに、人間の髪の毛は8万~10万本だそうです。
髪の寿命は性別で異なり、男性で3~5年、女性なら6~7年です。
一日に約50本が寿命が尽きて抜けてくるのです。
一日に約50本抜け毛があっても正常なんですね。