ブタは、あまりいいイメージがありませんよね。
本当は、とてもきれい好きなのですが、
とにかく汚くていやしいというイメージがつきまとっています。
アメリカで「ピッグ」といえば、日本で「ポリ公」といっているのと同じことだそうです。
フランスでは、ブタを「コション」というのですが、
これは、太って汚らしく、いやらしい男という意味のスラングだそうです。
しかし、
日本の戦国時代、山形城を本拠地にして一帯を支配していた武将の最上義光(もがみよしあき)は、力自慢の家臣を集めて重用していました。
中でも一番の力持ちには「武太之助」の名を授けてかわいがっていたそうな。
字面(じづら)はいかにも強そうですが、音だけ聞けば「ブタノスケ」です。
現代では情けない響きに聞こえますが、当時、ブタは力強くたくましい男の象徴だったのだそうです。