雑学

牡蠣に当たると、どうしてあんなにひどい目に遭うの?

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食中毒とは、食品の加熱不足などによる細菌感染が原因の急性胃腸炎のことです。

下痢・嘔吐・発熱などを引き起こし、入院が必要になる場合もあります。

食中毒には、フグの毒や毒キノコなどのように、食べ物に含まれている毒物を食べて発症する場合と、食べ物に付着した細菌やウイルスが消化器の中に定着して増えて発症する場合とがあります。

牡蠣に当たると、他の食中毒よりひどいと言われています。

牡蠣で当たるのは、開封したあとに付着した細菌、特にノロウイルスが原因なのです。

ノロウイルスは、加熱することで感染を防げるのですが、牡蠣は生で食べることが多いので危険なのです。

加熱用で売られているものは、風味を残すために軽い殺菌処理しかしていないこともあるので、絶対に生で食べてはいけません。

ノロウイルスは、鮮度にかかわれず付着している場合があるので、買ったばかりだから安全というわけではありません。

ノロウイルスは、アルコール消毒では死滅せず、加熱か塩素消毒でないと死滅しません。

下水処理場で処理しても、ノロウイルスは、死滅しないのです。

牡蠣などの二枚貝はノロウイルスが混じった海水の中で呼吸を繰り返して、体内にどんどんノロウイルスを蓄積していってしまうのです。

ほかの食品に比べて、たっぷりとノロウイルスを抱えている場合があるのです。

この牡蠣を食べてしまうと、症状が重くなってしまいますね。

ちなみに、ノロウイルスの検出量ではシジミが一番多いのですが、シジミは、味噌汁などにして加熱することがほとんどなので、被害はないのです。

一番いいのは、鍋やフライにすること。

やっぱり生の牡蠣を食べたいですよね。

そのあ場合は、占いと同じで、当たるも八卦、当たらぬも八卦で、当たらないことを祈るしかないのだそうです。

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