紫外線には、3種類あるって知ってましたか?
肌を黒くし、大量に浴びると皮膚のDNAがダメージを受け皮膚の老化につながるUV-A。
これは、天候に関係なく1年中地表に降り注いでいて、5月が最も強いそうです。
UV-Aは、有害性としては低いです。
UV-Bは、肌が赤くなったり痛みを感じたりします。
大量に浴びると免疫力が低下して、皮膚がんなどを引き起こします。
8月、特に晴天の日が最も強くなります。
3つ目が、UV-Cです。
これは、オゾン層にさえぎられて、ほとんど地表には届かないのですが、Bよりも有害性が強く非常に怖い紫外線です。
オゾン層の破壊により、標高の高い土地に届いていることが確認されています。
UV-Cを防ぐ日焼け止めクリームは、今のところありません。
日焼け止めクリームの表示にある「SPF」とは、UV-Aの影響を防ぐ強さのことで、
「PA]は、UV-Bの影響を防ぐ強さを表しています。
効果が強いものは、肌荒れの原因になる場合があるので、屋内にいることが多い日は弱め、レジャーなど長時間外にいる場合は強めのものというように、使い分けると良いそうです。
日本では、年頃になってから美容のために紫外線対策を始める人が多いのですが、子どもの頃に紫外線を多く浴びた人ほど、発がん率が高いという研究結果もあるそうです。
このように、日本人の紫外線への認識は、世界的に見ても相当遅れているそうです。
紫外線は、皮膚がんなどを引き起こす一因として避けるべき危険なものであり、外国ではそれが常識になっているそうです。
現在、最も紫外線が強いといわれているのは、オーストラリアです。
私も、以前、オーストラリアのゴールドコーストで、30分海辺にいただけで、3日以上お風呂に入れないほどの日焼けをした時があります。
オーストラリアでは、発がん率も高いため、国を挙げて徹底的な対策を呼びかけています。
国ぐるみで「スリップ・スロップ・スラップ・ラップ」という標語を掲げ、
長袖を着る(スリップ)
日焼け止めを塗る(スロップ)
帽子をかぶる(スラップ)
サングラスをかける(ラップ)
ことを子どもたちに習慣づけているそうです。
帽子をかぶらずに外で遊ぶこと禁止している学校も多いとのこと。
紫外線は年々増加傾向にあるので、美容だけでなく、健康面から男性も日焼け止めクリームなどの紫外線対策をした方がいいですよ。