短期入所療養介護は、
医療的なケアが必要な要介護者を介護している家族が、
病気や冠婚葬祭、
仕事の都合などで一時的に在宅介護が困難になったときや、
介護負担を抱える家族の休息のために欠かせないサービスです。
短期入所療養介護とは
短期入所療養介護は、
医療ニーズが高い利用者への医学的管理や、
家族の介護負担軽減などを目的として行われるサービスです。
短期間の宿泊を伴うサービスなので、
短期入所生活介護と共に「ショートステイ」とも呼ばれています。
短期入所療養介護の開設者は、
病院、
診療所、
介護老人保健施設、
介護医療院
に限られています。
そのため、
療養病床のある病院や診療所と介護老人保健施設、
介護医療院については、
「みなし指定」となり、
必要な人員はそれぞれの施設基準を満たしていればよいことになっています。
このサービスは、
利用者の疾病に関する医学的管理を行うため、
褥瘡の処置や胃ろうによる栄養管理など医療処置の必要な要介護度の高い人が利用しています。
また、
リハビリテーションや認知症利用者への対応、
ターミナルケアも行います。
なお、
短期入所療養介護は、
レスパイトケアが目的で利用している人が、
6割以上だそうです。