今日は、仕事中にお腹がグーッと鳴って恥ずかしかった。
どうして、お腹って鳴るのかな?
実は、脳の命令によって、血液中の糖の量(血糖値)が減少していると言う警告を胃が告げているのだそうです。
食物は、消化されて糖になり、エネルギー源として体内の各組織で燃焼されます
その糖を体の隅々へきちんと運び届けるのが血液の役割なのです。
血液の中には、常に一定以上の糖が含まれていることが必要で、人間の場合、血液1デシリットルにつき、約100ミリグラム以上とされています。
この血糖値はいつも安定しているわけではなく、食後に急激に増え、時間が経つに従ってどんどん減少していくのです。
そして、あるレベル以下になると、脳は危険を感じて、胃に信号を送ります。
その信号を受けた胃が、収縮運動を起こし、グーッと言う音を発して、「早く食事を摂りなさい」と警告してくれるのだそうです。
グーッという音は、胃が強く収縮して、胃の中に入っている胃液やガスが動くことで発生しているのだそうです。
腸のほうも同じような状態になっているので、腸から音が出ることもあります。
胃の形によって音の大きさが違ったり、鳴らない人もいたり、かなり個人差がありますね。
急にお腹がなって、恥ずかしい思いをしないためには、きちんと規則正しく食事を摂るのがいちばんだそうです。
まだ食事時間にならなくて、食事が摂れない場合は、牛乳を飲むか、飴を舐めると防止できるそうですよ。
牛乳嫌いの人がやると、別の意味でお腹が鳴りそうですけどね。
しかし、お腹が減っていないのに、グーッとお腹がなる時ってありますよね。
この音の源は、腸なのだそうです。
腸がスムーズに動いていないために、内部にガスや食べ物のカスが溜まってしまい、それらが急に移動するときに出る音だそうです。
だいたいが、便秘か下痢が原因なのですが、腸炎や腹膜炎、腸閉塞などの病気による場合があるので、しつこいようなら医者に相談しましょうね。