金運がご利益の神社が、宮城県岩沼市にあります。
金蛇水神社(かなへびすいじんじゃ)といいます。
『関東東北じゃらん』2019年2月号(ゲッターズ飯田の開運アドバイス付無敵の開運ルート)の33ページに載っている神社です。
この本によると、”金運円満のご利益を求めて金蛇水神社を参拝したら、金粉入りそばを食べ、金星にゆかりある山へ…。まさに金・金づくしの縁起旅!”と書いてあります。
御祭神は、金蛇大神(水速女命:みずはやめのみこと)です。
水速女命は、『古事記』では、弥都波能売神(みづはのめのかみ)
『日本書記』では、罔象女神(みつはのめのかみ)といいます。
『古事記』では、火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)を生んで、
陰部を火傷し苦しんでいた伊邪那美(いざなみ)がした尿から生まれた神で、
水を司る女神です。
金蛇大神は、古くからこの地に祀られている水の神で、
龍や蛇は、古来からこの水神の化身といわれています。
財力(商売繁盛・金運円満)
生命力(厄除開運、病気平癒)
生業の守護(五穀豊穣・大漁満足・海上安全)
の神様として信仰を集めています。
また、相殿神として、
大己貴命(大国主命)少彦名命をお祀りしています。
私は、初詣ということで、1月13日(日)にでかけました。
朝、5時に家を出て、金蛇水神社に着いたのは、7時42分でした。
駐車場には、もう10数台の車が止まっていて、次々に神社の中に入っていきます。
神社の中にはトイレがないので、
まずは、駐車場の出入り口付近にある無料休憩所の左側にあるトイレで用を済ませました。
鳥居の前で一礼をして、境内に入ります。
境内に入って少しいくと、左側に金蛇弁財天、右側に社務所があります。
真っすぐ進むと、階段の左側に手水舎があります。
こちらで、手、口を清めて、階段を昇ると再び鳥居があるので、一例して参拝します。
参拝堂の左側には、蛇の形が浮き上がった石が並んでいます。
気に入った石を選んで、なでたり、財布をこすりつけたりすると金運に恵まれるといわれています。
本当に蛇がここにいるような見事な石ですよね。
金蛇水神社の昇殿参拝
神社に参拝に行ったときは、昇殿参拝をした方が良いといわれますが、金蛇水神社の場合は特に昇殿参拝をした方がいいです。
金蛇水神社の昇殿参拝の受付は、
午前8時から12時までと、13時から16時までです。
随時受付なので、予約の必要はありません。
ただし、団体の場合は、予約が必要です。
まずは、社務所の戸を開けて中に入ります。
「下足は、廊下の下駄箱へ入れてください。」との掲示があるので、そのまま進んで廊下の左側にある下足置き場に下足を置きます。
入口から入って右側の戸を開け受付を済ませます。
受付
受付では、申込用紙に「住所」「氏名」「生年月日」を記入します。
初穂料は3,000円よりのおこころざしです。
※交通残全車祓・神棚御芯入れは、5,000円より
となっていますが、お札は、3,000円、5,000円、10,000円となっているので、
この金額の区切りのようです。
受付でも、いくらのお札にしますか?と聞かれます。
何の祈祷と希望しますかと聞かれますので、下記の内容用から選びます。
2つまで選ぶことができます。
厄払祈願 八方除祈願 厄除開運
商売繁盛 金運円満 家内安全
身体堅固 交通安全 心願成就
社運隆昌 営業繁昌 社内安全
工事安全 作業安全 五穀豊穣
海上安全 大漁満足
良縁祈願 子宝祈願 安産祈願
初 宮 詣 七五三詣 学業成就
合格祈願 必勝祈願
病気平癒 罪障解除
交通安全車祓
神棚御芯入れ
神恩報謝(願外し) など
私は、3,000円で、金運円満と仕事成就を祈願しました。
仕事成就は上記にはありませんが、受付のメニューにはあるんですね。
待合室
受付が済むと、案内があるまで待合室でお待ちくださいと言われますので、入口から突き当りの待合室に移ります。
私は、8時10分ころの受付で、2番目でした。
待合室には、中央にテーブルがあり、テーブルンの上には、ポットと茶碗が置いてあります。
まずは、お茶を一杯いただいてと。
待合室にも蛇の置物が一杯です。
待合室に入らないと見ることができません。
昇殿参拝
しばらくすると、本殿に行くようにとのアナウンスが流れます。
待合室を出て本殿に繋がっている階段を昇っていくと、
途中に洗面所があるので、そこで手をあらいます。
洗面所には柄杓も置いてあるのですが、
誰も使用しませんでした。
今回、昇殿参拝を行ったのは、10名でした。
数年前に昇殿参拝をした時は、15、6名いたと思うのですが…。
最初は正座をしていたのですが、男性全員あぐらをかいていましたので、私もあぐらに変えました。
本殿内はもちろん撮影禁止です。
本殿でしばらく待っていると、宮司さんが入ってきて、まずは後ろの太鼓を鳴らします。
その後、お祓い、祝詞をあげます。
祝詞の中には、一人ひとり住所(市町村まで)、氏名、祈願内容を神様へ伝えます。
その後、一人一人神様に玉串を捧げ、二礼二拍手一礼を行います。
その後、本殿の後ろの三社の特別参拝を行います。
左側から階段を上り、三社にお詣りしてから右側の階段を降りてきます。
これで、昇殿参拝は終わりです。
本殿を出て、本殿の隣でお札をうけとります。
もちろん、初穂料によってお札の大きさなどが違います。
これで、昇殿参拝は終了です。
金蛇水神社の中の金蛇弁財天
境内には、同じ水の女神である弁財天をお祭りしています。
弁財天は、もともとは仏教の守護神なのですが、神仏習合によって神道にも取り込まれました。
経典に準拠した漢字表記は本来「弁才天」なのですが、日本では後に財宝神としての性格が付与されたため、「才」
の字が「財」の音に通じることから「弁財天」と表記されることが多くなりました。
七福神の一人ですね財力と知恵、技芸の向上の神、徳のご利益があります。
弁財天の左脇にご神木があり、ウロの中に白蛇がいるように見えます。
ここにお参りすると強力なご利益があるといわれています。
金蛇そば
金蛇水神社の駐車場側に無料休憩所があり、水神様のパワーが宿る水で丁寧に作った打ち立てそばを食べることができます。
無料休憩所の左側では、そばを打っていらっしゃいます。
さらなる金運を呼び込むため、
「金蛇そば」1,700円をごちそうになりました。
”金蛇そばの由来
江戸時代の金細工師とそばは切り離せません。
細工のときに、散らばった金粉をお掃除するときに、そは
が活躍します。
練った、ソバだんごをころがして
散らばった金を集めていたのです。
そばで金が増える!!!
これは、どう考えても、縁起がいいですよね。”
(無料休憩所のテーブルに貼られた由来より)
今年は、金運のあるいい年になります!!!