栄養学的に脳が元気になって喜ぶ食べ物というものがあります。
しっかり摂れば、仕事や勉強がグングンはかどるかもしれません。
脳が元気になる食材1
レシチン
この物質は、多くの動植物が持っていて、大豆や卵黄、牛肉、酵母、レバーなどに多く含まれます。
脳細を活性化させることから、レシチンは、「IQ食品」「天然の精神安定剤」とも呼ばれています。
脳の神経細胞たちは、シナプスという突起の先端を通じて情報交換をし、記憶の蓄積や状況の分析をしており、シナプスが発達していればいるほど、頭が回転が速いといえるそうです。
精神障害や認知症の患者は、このシナプスの数が極端に少ないか、退化しているのだそうです。
つまり、脳の良し悪しは、シナプスで決まるのだそうです。
レシチンは、このシナプスを発達させ、脳細胞を活発にするのだそうです。
また、新しい細胞を作ったり、脂肪の燃焼や不要な物質を排出したりするのも助けるとのこと。
細胞が常にきれいな状態にしてくれるレシチンは、老化防止や美容の強い味方なのだそう。
しかし、理想の量のレシチンと摂るためには、1日にドラム缶いっぱいの大豆を食べなければなりません。
緑黄色野菜やレバーに含まれるコリンという成分がレシチンのもとになるので、野菜やレバーで補うか、サプリメントで効率よく摂るのがおススメとのこと。
脳が元気になる食材2
マルチビタミン
複数種のビタミンを組み合わせたサプリメントのことです。
ビタミンは、一度に複数の種類を摂ることで効果が大きくなるのです。
野菜や肉、魚などの食品にもビタミンは含まれているのですが、食品で摂ろうとすると、ビタミンの種類が偏りがちになってしまいます。
こちらも、サプリメントがおススメだそうです。
脳が元気になる食材3
DHA(ドコサヘキサエン酸)
マグロやイワシ、カツオなどの青魚に多く含まれていて、シナプスを活性化させます。
野菜や果物にもDHAを作るための成分は含まれているのです。
なかでも、クルミは、DHAを作る貯めの成分を多く含んでいます。
韓国では昔から頭をよくする食べ物として知られ、クルミを受験生にお守りとして持たせるのだそうです。