今では日本人の5人にひとりが、うつ病の予備軍であると言われています。
うつ病の原因の多くはストレスで、現代人なら誰でもうつ病になる危険性があります。
心の風邪ともいいますね。
実は、うつ病は、致死率の高い精神病なのです。
その理由は、病気そのものにあるのではなく、自殺願望が高まり、自殺に至るケースが多いのです。
そんなうつ病の予防に効果的な方法があるそうです。
それは、魚を食べること。
魚に多く含まれているDHAやEPAという成分が、うつ病を防いでくれるのだそうです。
フィンランドの調査では、週2回以上魚を食べる日がうつ病になる可能性は、食べない人を100とした場合、60程度まで軽減されるそうです。
日中の共同研究では、DHAやEPAの血中濃度のい高い人ほど、自殺未遂を引き起こす危険性がないことが判明しているそうです。
EPAの血中濃度が高い人の自殺未遂者は、EPAの血中濃度が低い人と比べて8分の1で、DHAでは5分の1だったそうです。
最近、気分が落ち込みがちな人は、肉食でなく魚食に変えてみてはいかがですか。
また、体を温めると、ほとんどの病気は改善するといわれています。
体温が低いとウイルスに対する抵抗力が落ち、偏頭痛、イライラ感などの症状が出やすくなるのだそうです。
体温は内臓や筋肉でエネルギーが作られるときに温められた血液が、心臓から体中に送り届けられることで保たれています。
この機能が働かなくて、体温が上がらないのが冷え性です。
体温調整がうまくできていないので、冷え性になるのです。
生まれつき冷え性の人っているの?
生まれつき冷え性の人というのは、いないそうです。
冷暖房器具が完備されてきて、寒い暑いといった温度差を感じないことから皮膚の神経が鈍くなって、体温調整機能に狂いが生じ、体温を調整できなくなってきたことが冷え性の原因のようです。
ほかの原因としては、温度差の激しい外と屋内を何度も行ったり来たりすると、対応しきれなくなって、自室神経のバランスが崩れてしまったからとのこと。
冷暖房を控えめにして、厚着しすぎない、足が冷えるからと靴下を履いて寝ない、などを心がけましょう。
生活習慣を変えることで、9割の冷え性は改善できるそうです。
しかし、血栓などで血流が悪くなっている場合もあるので、症状がひどいときには、お医者さんに診てもらいましょう。
どうして足は第2の心臓というの?
人の発熱機関である筋肉の70%は、下半身にあります。
足には、高い位置にある心臓まで血液を送り返す役割があり、特にふくらはびは第2の心臓とも言われています。
そこで、足腰を鍛えれば、全身の代謝をよくすることができます。
中でも、歩くことが最も良く、有酸素運動であるウォーキングで体内にどんどん新しい酸素を取り込めば、血行もよくなります。
特につま先を上に向けるように意識して歩くと、足首やふくらはぎの筋肉も合わせて伸縮するので、効果的だそうです。
ちなみに、手や足の先が冷えた時に、そこだけ温めるのはダメです。
体は、手足が暖かいのではなく、内臓が冷たいと判断し、温かい血液が体内に集まってしまうのだそうです。
その結果、余計に手足の血行が悪くなってしまうそうです。
腹など体の中心を温めるのがいいそうです。