養護老人ホーム

養護老人ホームとは

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養護老人ホームは、老人福祉法に基づいて、65歳以上の者で、環境上の理由及び経済的理由により居宅で養護を受けることが困難な者を入所させて養護する施設です。

 

 

病気がなく介護を必要としない自立した方が対象で、生活保護をうけている、または低所得などの原因によって自宅で生活ができないといった、経済的な理由を持つ方が対象となっています。

養護老人ホームは介護施設ではないため、基本的に介護を行いません。

しかし、養護老人ホーム入所者は、個人的に外部の介護保険事業所と契約して、外部のヘルパーを利用したり、外部のデイサービスセンター等を利用することができます。

または、入所した養護老人ホームと契約して外部の介護保険事業のヘルパーを利用したりする特定入所者生活介護を利用する方法もありますが、特定入所者生活介護は養護老人ホームが特定施設の許可を得ていないと利用することができません。

特別養護老人ホーム等は、家族が直接その施設に行って申し込みをすることができますが、養護老人ホームは、未だに措置施設のため、施設に直接申し込みを行うことはできません。
1.養護老人ホームへ入所する流れとしては、一般に、近くの民生員か市町村の福祉事務所や福祉課に相談する。

2.市町村の福祉事務所や福祉課が養護老人ホームの対象者かどうかを判定します。

3.市町村の福祉事務所や福祉課が養護老人ホームへ入所の委託をします。

4.養護老人ホームが入所の受諾をして初めて入所することができます。
昔は、入所者の経費を国が1/2、町の場合は県が1/4を負担していたのですが、平成17年に三位一体改革の視点から、全額市町村が負担しなければならなくなったため、経費削減のため、養護老人ホームに入所させることを控えることが多くなっており、養護老人ホーム入所は昔にくらべて困難になってきています。

これを措置控えといいます。

 

 

 
養護老人ホームとは(概要と目的)
養護老人ホームには、どんな人が入所できるの?
養護老人ホームでは、どんな時退所になるの?
養護老人ホームの老人保護措置費とは?
養護老人ホームと介護保険との関係について
養護老人ホームに入所するためにはどうしたらいいの?
養護老人ホームに入所するといくらかかるの?
養護老人ホームにはどんな職員がいるの?

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