介護保険制度では、
被保険者は毎月保険料を払い、
介護が必要になった時にサービスを利用します。
サービスを提供した介護サービス事業者は、
利用者と保険者に毎月支払いを請求し、
利用者は利用料を支払い、
保険者は報酬を支払います。
介護保険のお金の流れ
介護保険事業者はサービスの提供を行い、
毎月保険者と利用者に費用を請求します。
保険者への請求先は、
都道府県に設置されている
「国民健康保険団体連合会(国保連)」となります。
国民健康保険団体連合会(国保連)は、
市町村から委託を受けて、
介護サービス費などの請求に関する審査及び支払いを行う機関です。
居宅サービスを提供する介護サービス事業者は、
毎月ケアプランを提供し、
月末にサービスの実施集計を行い、
ケアプランの予定と実績の整合性がとれているかを確認します。
整合性がとれていれば、
事業者は請求書を国保連に提出します。
請求に誤りがあった場合には、
訂正の上、
再提出が必要になります。
利用者の自己負担額の支払いは、
介護サービス事業者によって、
現金での支払いであったり、
口座引き落としだったりします。
まとめ
・被保険者は毎月保険料を支払う。
・利用者は、自己負担額を支払う。
・介護サービス事業者は、国民健康保険団体連合会(国保連)に請求する。
・国民健康保険団体連合会(国保連)は、市町村の委託を受け、審査及び支払いを行う。