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蛍光灯は何も入っていないのにどうして光るの?

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蛍光灯の中には何も入っていないようですが、実は水銀ガスが入っています。

そのため、蛍光灯は自分で割って処分したりせず、回収業者に処分してもらう必要なあるのです。

回収方法は、各自治体で決められていますので、自治体の方法によって処分しましょう。

事業所の場合は、40ワットの蛍光管1本の処分料が400円ぐらいします。

この料金のほとんどが、処分場へ運ぶための輸送費なんです。

したがって、処分場が近い地域は、処分料がタダだったりします。

また、蛍光灯は、ただのガラス管ではく、「放電管」というものなのです。

蛍光管の中に水銀ガスが入っていて、両端にある端子に高電圧をかけると、マイナス極から電子が飛び出します。

電子というのは、原子の中で原子核の周りを回っている小さな粒ですが、高電圧をかけると原子から外れて飛び出してきます。

端子から飛び出した電子は、近くの水素ガスにぶつかり、紫外線が発生します。

紫外線がガラス管に塗られた蛍光塗料にぶつかり、蛍光塗料が発光するのです。

2020年をめどに白熱電球や蛍光灯が製造中止になるという話がでていましたが、まだ、政府と製造事業者間の議論も始まっていないので、まだ具体的な内容は決まっていないのだそうです。

しかし、自主的に蛍光灯の製造を中止している企業もあります。

蛍光灯は、水銀ガスが入っていて、処分にお金がかかることを考えると今後はLEDに変わっていくんでしょうね。

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