6月21日(水)は、県輪投げ大会でした。
当施設からも6名の選手が出場し、個人戦で9位に入賞しました。
団体戦は、15施設中12位でした。
県輪投げ大会は、2017年で第44回を迎える大会です。
以前は、大阪市羽曳野市にあった老人生活研究所が作った輪投げ台を使っていました。
この輪投げ台は、鉄板製で、作った年度によって大きさや鉄板の厚さが微妙に違いました。
そのため、各施設で輪投げ台を持ち寄って、同じような輪投げ台を選んで使用していました。
この老人生活研究所が2009年に終了したため、この先どうしようかなやんでいるところでした。
また、競技内容も、「日本投輪連盟」の規定によるというものでしたが、この「日本投輪連盟」、どこにあるのか誰も知りません。
それとは別に、1967年4月に、簡易スポーツ研究会の基礎メンバーを中心に日本ワナゲ協会が発足しています。
2001年10月の理事会で「一期の原則」が決定し、2002年4月から実施されて
います。
以前の輪投げ台も公式ワナゲの台も台上の数字が縦、横、斜めの和が15になる配置になっていますが、これを15(いちご)すなわち「一期の原則」と呼び、「輪で 話と 和 を」の精神とともに日本ワナゲ協会の指針となっています。
県の輪投げ大会でも、輪投げ台は以前から公式ワナゲ協会の道具を使用していたのですが、
tも昨年から公式ワナゲ協会のルールを採用しました。
公式ワナゲのルールはいろいろありますが、
県輪投げ大会で採用しているのは、「単独投輪方式」です。
単独投輪方式
①1人が9本の輪を持ちます。
②投輪ラインを踏まずに全部投げ切ります。
③棒に入った合計が総得点になります。
④縦、横、斜めいずれか一列に入った場合、通常は15点ですが、「一期の原則」により2倍の30点になります。
⑤最高点は、8列で9本すべての棒に輪が1本ずつ入った状態で、得点は計算上240点(8列×15点×2倍)ですが、これを「上がり」{パーフェクト)と呼び特典として点数は300点になります。
日本ワナゲ協会公認のワナゲセットは、株式会社サンラッキーで発売しています。
日本ワナゲ協会の事務局は、大阪市にあるのですが、
公式ワナゲ全国交流大会は、山形県で開催されます。
県輪投げ大会の団体戦2位までの施設は、この交流大会に参加することができます。