福祉

老人福祉施設での虐待は目線も大切では?

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老人保健施設で職員が虐待で入所者を死亡させたのではないかとのニュースがありました。

老人福祉施設での職員による虐待ってけっこうあるみたいですね。

私が勤務している施設では、もちろん虐待はありません。

職員の質の問題というのもありますが、入所者と職員の立ち位置というのもあると思います。

私が勤務しているのは、養護老人ホームなのですが、勤務を始めた頃は、皆さん元気で全室畳の部屋でした。

8畳1部屋に4人での生活です。1人部屋は無く、主に夫婦の方が入所している2人部屋が2部屋あるだけでした。

今なら、この段階で虐待と言われそうですね。

しかし、明治生まれの方が多かったせいか、入所者の方が職員よりもしっかりしていました。

朝の部屋回りの時、畳の上に正座してあいさつと話をするのですが、上履きをきちんと揃えないと入所者から叱られます。

正座ですので、目線は入所者も職員もほとんど同じでした。

その後、養護老人ホームの入所者も虚弱化していき、畳の部屋をフローリングにして、ベットでの生活になっていきました。

そうなると、職員が入所者を見下ろす形になります。

私個人の考えですが、入所者がベットに寝ていて、職員が入所者を見下ろす体勢になることから、虐待が起こりやすくなっているのではないでしょうか?

常に入所者を見下ろす体勢にいないで、入所者の目線まで下がっって話をすることが必要だと思います

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