婚礼など慶事のときは包み紙を二枚重ねて包みます。
小さな品物の場合でも、一枚の包み紙を二つ折りにし、折り目を切って二枚して包みます。
一方、弔事のときは、「不幸が重ならないように」と、包み紙は一枚だけにします。
包み方も、慶事のときは品物を包み紙の上に置いて、まず左から折り、次に右を折って左の上にかぶせます。
つまり右上にして包むのです。
一方、弔事のときは、慶事と逆の折り方で包みます。
弔事は非日常的な出来事であり、それを示すために、通常とは逆の包み方をするのです。
これは、現金を包む場合も同じで、慶事のときは二枚で包み、弔事のときは一枚で包みます。
しかし、最近は、贈答品を贈るときは、デパートなどで包装までしてもらって贈るので、自分で包むことはほとんどないですよね。
デパートなどで包んでもらっている場合も慶事の時は二枚で包まっていたかな？
最近結婚式などの慶事に参加していないので、確認できないや。