雑学

電子レンジは、熱をださないのにどうして物が温まるの?

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温まるということは、物質の温度があがるということです。

では、物質の温度があがるということは、そのものを構成している原子が激しくぶつかり合うことなのだそうです。

運動が激しくなれば、それだけ温度が高くなります。

したがって、外から熱を加えなくても、何らかの方法で物質の原子をはげしく運動させてやれば、その物質の温度はどんどん上がっていくのだそうです。

電子レンジにはマグネトロンという真空管が入っていて、スイッチを押すとマグネトロンからマイクロウェーブという電波の一種が発射されます。

電波はプラスとマイナスの組み合わせなのですが、マイクロウェーブの場合は、1秒間に24億5000万回のプラスとマイナスの組み合わせが起きます。

これが周波数というもので、2450MHz(メガヘルツ)と表されます。

電子が物質に当たるとその瞬間、物質を構成する原子にプラスの部分とマイナスの部分が出来ます。

マイクロウェーブの場合は、1秒間に24億5000万回もプラスになったり、マイナスになったりするので、原子のプラスの部分とマイナスの部分は、マイクロウェーブのプラスとマイナスが当たるたびに引きあったり、反発したりして激しく運動するのです。

その結果、物質の温度はどんどん上がっていくのです。

電子レンジは、このように食べ物に直接作用するので、栄養が壊れにくいのだそうです。

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